※「基礎施工士」資格についての注意事項

                                                    



基礎施工士の資格について

(場所打ちコンクリート地中壁杭工法の組入れ)


1.趣 旨

建設工事において極めて重要な専門分野である基礎工事のうち、場所打ちコンクリート杭は、地盤状況や施工状況などについて適切な判断および対応措置を必要とする現場造成杭です。場所打ちコンクリート杭を慎重な施工と高度な品質管理により、良質な工事を安全かつ円滑に施工するために必要な知識と技術を備えた施工管理者が「基礎施工士」です。

 当協会では、「基礎施工士」が場所打ちコンクリート杭の施工に関して十分な知識および経験を有する専門技術者として現場へ適性配置できるように働きかけています。

 場所打ちコンクリート杭工法には、掘削方法によりアースドリル工法、オールケーシング工法、リバースサーキュレーションドリル工法がありますが、それ以外にも山留め工法の技術を応用した地中壁杭工法があり、近年その特性から「土木構造物基礎〜建築物基礎」まで幅広く採用される事例が増えてきております。最も有名な採用事例は、今大きな話題となっている「東京スカイツリー」での採用です。

 これらの背景を踏まえ、平成24年度より「基礎施工士」の試験に地中壁杭工法の技術を取り入れました。


2.試 験

 1)試験内容

  例年実施されている「基礎施工士検定試験」の選択問題と記述問題に、地中壁杭を追加する方法とし、試験は地中壁杭の設問を加えた択一式問題と場所打ちコンクリート杭工事(地中壁杭工法を含む)の経験を主とした記述式問題を出題します。

 2)テキストの内容
   ・「場所打ちコンクリート杭の施工と管理」
  ・
「場所打ちコンクリート杭の施工と管理」(地中壁杭工法版)(平成24年度追加)
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「場所打ちコンクリート杭施工指針・同解説」


3
)既資格取得者への対応

  既に「基礎施工士」を取得しておられる方々は、5年毎の更新が必要となっていますが、当協会にて開催する「更新講習会」を受講して頂くことで、「基礎施工士(地中壁杭工法を含む)」の資格更新となります。